― 指が壊れるか、心が壊れるか、それとも口座か ―
💥この企画は正気の沙汰ではない
スキャルピング。
それは、1〜5pipsの微益を狙って1日数十回エントリーする短期売買の極致。
だが今回は、その常識を粉々にブチ壊す。
「スキャルの限界ってどこなんだろう…?」
そんな軽い好奇心から始まった狂気の挑戦。
1日500回エントリーするという、普通のトレーダーなら“絶対やらない”試みに、実際に挑戦してみた。
🔧実験条件とルール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用通貨ペア | ドル円(USD/JPY)+ユーロドル(EUR/USD) |
| 時間 | 朝8:00〜深夜1:00(実質16時間) |
| 取引口座 | デモ(裁量トレードではないと物理的に指が死ぬ) |
| ロット | 0.1(リアルだったら確実に死ぬ) |
| 手法 | 成行エントリー → 数pips利食い or -2pipsで損切り |
| ツール | 高速約定のMT4+マウス+カフェイン200mg錠 |
☕開始1時間:勢いMAX、パフォーマンス最強
- 1分足で方向感を掴み、ブレイクを狙ってIN
- サクサク利確、スパスパ損切り
- テンポの良さに快感を感じはじめる
1時間でエントリー数:41回
損益:+15pips(いけるやん…!)
音楽はハードテクノ。指はまだ動く。脳もフル稼働。
🧠4時間経過:集中力がガタ落ちしてくる
- 相場の動きが読めない
- エントリーした直後に「なぜ入ったか」を忘れる
- イライラして無意味にポジポジする自分が現れる
エントリー数:160回到達
損益:+7pips(ほぼ横ばい)
コーヒー:3杯目突入
このあたりでようやく気づく。
「人間は1日500回トレードするようにできていない」と。
🪓昼過ぎ:損失の連打と焦り
相場のボラが落ち着く昼の時間帯。
エントリー数は稼げるが、抜け幅がない。
- 2pips狙い→1pipsで反転
- スプレッドに殺される
- ノイズが増え、逆行スピードが速くなる
トータル損益:▲24pips
エントリー数:300回突破
手が震えはじめる
🧟♂️夜:ゾンビ状態へ
ここからは完全に「回数稼ぎのための作業」。
- 何の根拠もないエントリー
- 損切りも利確も“反射的”に指が動く
- MT4のログすら読み返す気力なし
口座残高:じわじわ減少
エントリー数:19時間でついに500回達成
そして…
📉結果発表|500回スキャルの末路
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 総トレード数 | 503回(誤クリック3回含む) |
| 勝率 | 58.6% |
| 獲得pips | ▲47.2pips(トータル負け) |
| 精神状態 | 自己否定MAX/トレード恐怖症寸前 |
| 学んだこと | トレードは“回数”じゃない。魂だ。 |
📌なぜ負けたのか?3つの要因
1. スプレッドと手数料が地味に効く
→ 0.2pipsのスプレッドでも500回なら100pips削られる
→ 実質“毎回負けからスタート”
2. 相場に適応できなくなる
→ 回数ノルマに追われると分析<数稼ぎになる
→ だんだん“チャートを見る”のではなく“数字を叩く”行動に
3. メンタルと集中力が崩壊
→ 脳が疲れると判断が適当になる
→ 本来エントリーしないはずの場面でもIN→SL
🧠やって分かった「スキャルの本質」
- スキャルは回転率の戦いではない
- 必要なのは「質の高いチャンスを絞って、確実に取る力」
- 「回数=正義」という幻想は捨てるべきだった
500回エントリーしてわかったのは、
スキャルは“瞬発力”ではなく“選球眼”のスポーツだということ。
💬結論|スキャルは“才能と環境”のゲーム
スキャルピングは手軽そうに見えるが、
実際には環境(ツール・回線・PC性能)+メンタル制御能力+高速判断力が必要な超上級者向け手法。
500回エントリーして得た結論:
「スキャルは人を選ぶ。適性がなければやるな。」
🙅♂️こんな人はやめた方がいい
- 感情を抑えられない
- 手数料やスプレッドを軽視している
- “たくさんエントリーすれば勝てる”と思っている
🧘♀️おまけ|回数より大事だったもの
1日500回やって本当に必要だと思ったのはこれ。
| 本当に大事だったもの |
|---|
| ✅ 明確なエントリー条件 |
| ✅ 短時間での集中力維持 |
| ✅ 勝っても負けても冷静でいられる感情設計 |
| ✅ 取引記録の徹底(=振り返り) |
🛑まとめ:回数は力にならない。質こそがすべて。
スキャルピングで勝つには、
“手数の多さ”ではなく“質と集中力”の研ぎ澄ましが必要です。
エントリー回数は減らせ。
その代わり、「1回の本気」を極限まで磨け。

