― 人間の勘か、アルゴの論理か。勝つのはどっちだ ―
🔬はじめに|この戦いに意味はあるのか?
AI(自動売買)と裁量トレード。
もはやFX界の永遠のテーマですが、結局どっちが強いのか?
議論しても答えは出ないので、実際に半年間リアルトレードで戦わせてみました。
📋対戦ルール
- 期間:2025年1月〜2025年6月(半年間)
- 通貨ペア:ドル円(USD/JPY)
- 証拠金:各10万円(デモではなくリアル口座)
- ロット:固定0.1ロット(最大ポジ1枚)
- 取引スタイル:
- 👾 AIチーム:EA(自動売買)1本
- ユーザー間で人気の「ループイフダン」を使用
- 🧠 裁量チーム:筆者本人
- 4年目の中級トレーダー、スイング中心。MA+プライスアクション使用
- 👾 AIチーム:EA(自動売買)1本
📈結果発表|半年後の口座残高
| チーム | 残高 | 損益 | 勝率 | 最大DD(含み損) |
|---|---|---|---|---|
| 👾AIトレード | 108,330円 | +8,330円 | 64.1% | ▲11.5% |
| 🧠裁量トレード | 122,740円 | +22,740円 | 52.8% | ▲18.7% |
勝者:裁量トレード(筆者)
ただし、手放しで勝利とは言えない結果でした。
🧠裁量トレードの戦い方と振り返り
- 基本戦略:日足のトレンド方向を基に押し目・戻り売りを狙う
- 大きく勝てた月:3月(米CPI後のトレンド乗り)
- やらかした月:5月(天井ロング→下落へ巻き込まれ)
良かった点
- 相場の“流れ”を読めた場面は強い(特にトレンド局面)
- 指標イベント時の回避判断が的中(AIはノーガード)
反省点
- ポジポジ病になりそうな場面あり(エントリーが感情寄り)
- 損切りの判断にムラがあり、リスクリワードが崩れた日も
👾AIトレードの特徴と課題
- 使用EAは「トレンド継続時にエントリー → TP15pips / SL30pips」
- 完全自動。介入・停止は一切ナシ
良かった点
- 一貫したロジック。エモさゼロ=ブレない
- 急落・急騰でも冷静に「損切りor利確」を遂行
物足りなかった点
- トレンドの転換に気付けない(逆張りができない)
- レンジ相場でジリジリ負ける(損益分岐点が浅い)
🧪データで見る違い
- トレード回数
- AI:144回
- 裁量:58回
→ AIの方が3倍近く多くエントリーしているが、利益は裁量の方が大きい
- 平均利益/損失(1回あたり)
- AI:+11.2pips / -14.3pips
- 裁量:+35.7pips / -29.5pips
→ AIはコツコツドカン、裁量はメリハリ型
🤖AIと人間、どっちが勝てるのか?
短期的には「相場状況による」が正解。
ただし半年の戦いで見えてきたのは――
🧠裁量は“柔軟性”で相場に対応できる
👾AIは“感情を排除できる”という最強の武器を持つ
つまり、“勝てる人間”>AI>“勝てない人間”
という図式が浮かび上がります。
🧩結論|AIは「道具」、裁量は「武器」
最終的な結論としてはこうです。
- ✅ 裁量トレードは伸びしろもリスクもデカい
- ✅ AIトレードは安定志向だが、限界もある
- ✅ 最強は「裁量×AIのハイブリッド運用」
AIに任せる場面、人間の判断が活きる場面。
それぞれを理解して使い分けることが、現代トレーダーに求められるスキルかもしれません。
💬おまけ:AIにトレードを任せて感じたこと
- 急に画面が静かになって不安になる
- 利確しても“達成感ゼロ”でちょっと寂しい
- 相場を勉強する機会が減る → 成長しない
AIは便利だけど、使えば使うほど「自分は操縦してるのか、されてるのか」が分からなくなります。
📂次回予告:完全放置型ポートフォリオvs毎日FXチェック派!
次回は「資産運用の習慣化」に焦点を当て、
完全放置型のインデックス積立と、日々チャートを追う短期FXの労力対効果を比べます。

